【問249】個人情報保護士 練習問題|セキュリティ区画と管理策
情報セキュリティ 問69/120難易度C(難しい)
問題文
サーバルームのセキュリティ管理に関する記述として、最も適切なものはどれか。
- 1.サーバルームの所在は社内外に広く周知し、透明性を確保すべきである
- 2.サーバルームの入室権限、入退室記録、環境管理(温度・湿度)を総合的に管理すべきである
- 3.サーバルームには窓を設け、自然光による省エネルギーを図るべきである
- 4.サーバルームの鍵は利便性のため、受付に預けておくのがよい
解説
正解
正解は選択肢2です。
各選択肢の解説
選択肢1 → ❌誤り
サーバルームの所在を不必要に公開することは、攻撃者に標的情報を与えることになります。関係者のみが把握している状態が望ましいです。
選択肢2 → ✅正解
サーバルームは最も高いセキュリティレベルで管理すべき区域です。入室権限の厳格な管理、入退室記録の保存に加え、サーバの安定稼働のために温度・湿度の管理、防火・防水対策、停電対策(UPS)などの環境管理も総合的に行う必要があります。
選択肢3 → ❌誤り
サーバルームには窓を設けないのが一般的です。窓からの直射日光は温度管理に悪影響を与え、外部からの覗き見や物理的侵入のリスクにもなります。
選択肢4 → ❌誤り
サーバルームの鍵は厳重に管理し、受付など不特定の人がアクセスしやすい場所に預けるべきではありません。鍵の管理責任者を定め、貸出記録を管理することが重要です。
背景知識
サーバルームは組織の情報資産の中核を担う重要施設であり、物理的セキュリティと環境管理の両面から厳格に管理する必要があります。物理的セキュリティとしては、入退室管理(生体認証等の強固な認証)、監視カメラ、侵入検知システムが求められます。環境管理としては、空調設備による温度・湿度管理、消火設備(ガス消火が望ましい)、UPS(無停電電源装置)や自家発電機による電力確保、防水対策が必要です。これらを統合的に管理するファシリティマネジメントの視点が重要です。
学習アドバイス
サーバルーム管理では「物理セキュリティ」と「環境管理」の2つの観点を整理しましょう。UPS、ガス消火設備、空調管理などの用語と役割を関連づけて覚えると効果的です。
まとめ
- サーバルームは入室権限、入退室記録、環境管理を総合的に管理する
- サーバルームの所在は関係者のみに限定して周知する
- 温度・湿度管理、防火・防水・停電対策も不可欠