【問247】個人情報保護士 練習問題|オフィスの物理的セキュリティ
情報セキュリティ 問67/120難易度B(標準)
問題文
オフィスの物理的セキュリティ対策に関する記述として、最も不適切なものはどれか。
- 1.防犯カメラの映像は一定期間保存し、インシデント発生時に確認できるようにする
- 2.個人情報を取り扱うエリアでは、パーティションや間仕切りにより外部からの覗き見を防止する
- 3.警備員の配置や巡回は、営業時間内のみで十分である
- 4.窓ガラスにはセキュリティフィルムを貼り、外部からの侵入や覗き見を防止する
解説
正解
正解は選択肢3です。
各選択肢の解説
選択肢1 → ❌誤り(適切な対応)
防犯カメラの映像は一定期間(一般的に1~3ヶ月程度)保存し、不正侵入やインシデント発生時の調査に活用します。映像の保存期間は組織のポリシーに従って設定します。
選択肢2 → ❌誤り(適切な対応)
個人情報を取り扱うエリアでは、パーティションや間仕切りにより、来訪者や関係のない社員による覗き見(ショルダーハッキング)を防止することが有効です。
選択肢3 → ✅正解(不適切な対応)
警備員の配置や巡回は営業時間外も含めて行うべきです。夜間や休日の無人時間帯こそ不正侵入のリスクが高まるため、機械警備や巡回警備を適切に実施する必要があります。
選択肢4 → ❌誤り(適切な対応)
セキュリティフィルムは窓ガラスの強度を高め、外部からの侵入を困難にするとともに、内部の覗き見防止にも効果があります。
背景知識
物理的セキュリティ対策は、建物や施設への不正な物理的アクセスを防止するための措置です。防犯カメラ、警備員、入退室管理システム、施錠管理、パーティションなど多層的な対策を講じることが重要です。特に営業時間外は人の目が少なくなるため、機械警備システム(侵入検知センサー、警報装置など)による監視が不可欠です。また、防犯カメラの死角の排除、照明の適切な配置、非常口の管理なども総合的に検討する必要があります。
学習アドバイス
物理的セキュリティは「営業時間内」と「営業時間外」の両方について対策を考える必要があります。試験では「~のみで十分」という表現が含まれる選択肢は誤りである可能性が高い傾向があります。
まとめ
- 警備は営業時間外も含めて実施する必要がある
- 防犯カメラ映像は一定期間保存しインシデント対応に活用する
- 物理的セキュリティは多層的な対策で構成する