【問246】個人情報保護士 練習問題|共連れ防止対策
情報セキュリティ 問66/120難易度B(標準)
問題文
入退室管理における共連れ(ピギーバック)対策として、最も効果的なものはどれか。
- 1.防犯カメラの設置のみで共連れを完全に防止できる
- 2.セキュリティゲートやマントラップを設置し、一人ずつ認証を行う仕組みを導入する
- 3.入室時のみ認証を行い、退室時は自由に通過できるようにする
- 4.全社員に共連れ禁止の通達を出すだけで十分である
解説
正解
正解は選択肢2です。
各選択肢の解説
選択肢1 → ❌誤り
防犯カメラは共連れの記録・検知には有効ですが、それだけでは共連れの発生自体を防止することはできません。抑止効果はあるものの、物理的な防止策との併用が必要です。
選択肢2 → ✅正解
セキュリティゲート(フラッパーゲート)やマントラップ(二重扉で一人ずつ通過させる仕組み)は、物理的に一人ずつの認証・通過を強制するため、共連れ防止に最も効果的です。
選択肢3 → ❌誤り
退室時も認証を行うことが重要です。退室時の認証がなければ、不正入室者の退出を把握できず、また「アンチパスバック」(入室記録がなければ退室できない仕組み)が機能しません。
選択肢4 → ❌誤り
通達による啓発は意識向上に役立ちますが、それだけでは人的ミスや意図的な違反を防ぐことはできません。物理的・技術的対策と組み合わせる必要があります。
背景知識
共連れ(ピギーバック/テールゲーティング)とは、正当な入室権限を持つ人の後ろについて、認証なしに入室する行為です。対策としては、マントラップ(一度に一人しか通過できない二重扉構造)、フラッパーゲート、回転ドア(ターンスタイル)などの物理的な仕組みが効果的です。また、アンチパスバック機能により、入室記録のない者の退室を拒否することで、共連れの検知も可能になります。技術的対策に加え、従業員への教育啓発を継続的に行うことが重要です。
学習アドバイス
共連れ対策は入退室管理の応用テーマとして頻出です。マントラップ、アンチパスバックなどの専門用語と、その仕組みを正確に理解しておきましょう。物理的対策と人的対策の両面から考えることが大切です。
まとめ
- 共連れ防止にはマントラップやセキュリティゲートなどの物理的対策が最も効果的
- アンチパスバック機能で共連れの検知が可能
- 物理的対策と従業員教育を組み合わせることが重要