【問240】個人情報保護士 練習問題|派遣社員の退職時管理
情報セキュリティ 問60/120難易度C(難しい)
問題文
派遣社員の派遣期間終了時における個人情報保護の対応として、最も不適切なものはどれか。
- 1.派遣社員に付与していたシステムアカウントを速やかに無効化する
- 2.貸与していたICカードや鍵等の物品を回収する
- 3.派遣社員が業務で知り得た個人情報の秘密保持義務を確認する
- 4.派遣社員が作成した業務データの複製を派遣社員の個人端末に保存させる
解説
正解
正解は選択肢4です。
各選択肢の解説
選択肢1 → ❌誤り(適切な対応)
派遣期間終了と同時にアカウントを無効化することで、以後の不正アクセスを防止します。
選択肢2 → ❌誤り(適切な対応)
貸与物品の回収は、情報漏えい防止のための基本的な対応です。
選択肢3 → ❌誤り(適切な対応)
派遣期間終了後も秘密保持義務が継続することを改めて確認することは重要です。
選択肢4 → ✅正解(不適切な対応)
業務データを派遣社員の個人端末に保存させることは、個人情報の漏えいリスクを大幅に高める極めて不適切な対応です。業務データは組織の管理下で適切に保管すべきです。
背景知識
派遣社員の派遣期間終了時の対応は、正社員の退職時と同様に重要です。具体的には、システムアカウントの無効化、貸与品の回収、業務データの引継ぎと消去確認、秘密保持義務の確認等を行います。特に注意すべきは、派遣社員が業務中に個人端末やクラウドサービスにデータを保存していないかの確認です。個人端末への業務データの保存は、BYOD(Bring Your Own Device)ポリシーで明確に制限されるべきであり、派遣期間終了時には個人端末上の業務データの完全な消去を確認することが求められます。
学習アドバイス
派遣社員の期間終了時の対応は正社員の退職時対応と共通点が多いですが、「個人端末」「BYOD」に関する管理が特に重要です。データの持ち出し防止策を重点的に理解しましょう。
まとめ
- 派遣期間終了時はアカウント無効化と貸与品回収を行う
- 業務データの個人端末への保存は厳禁
- 秘密保持義務の継続を改めて確認する