【問241】個人情報保護士 練習問題|入退室管理
情報セキュリティ 問61/120難易度A(易しい)
問題文
オフィスの入退室管理に関する記述として、最も適切なものはどれか。
- 1.ICカードによる入退室管理では、カードの貸し借りが発生しても記録が残るため問題ない
- 2.入退室記録は、誰がいつ入退室したかを把握するために一定期間保存すべきである
- 3.来訪者の入退室管理は受付での記帳のみで十分であり、社員の同行は不要である
- 4.サーバルームへの入室権限は業務効率のため全社員に付与するのが望ましい
解説
正解
正解は選択肢2です。
各選択肢の解説
選択肢1 → ❌誤り
ICカードの貸し借りは、本人以外がなりすまして入室できるため、セキュリティ上の重大な問題です。記録が残っても本人確認ができないため、カードの貸し借りは厳禁とすべきです。
選択肢2 → ✅正解
入退室記録は、不正アクセスやインシデント発生時の調査に不可欠です。誰がいつどの区域に入退室したかを一定期間保存し、必要に応じて確認できる体制を整えることが重要です。
選択肢3 → ❌誤り
来訪者には必ず社員が同行し、許可されたエリア以外に立ち入らないよう管理する必要があります。受付での記帳だけでは十分な管理とはいえません。
選択肢4 → ❌誤り
サーバルームは機密性の高い区域であり、入室権限は業務上必要な最小限の人員に限定すべきです。全社員に付与することは最小権限の原則に反します。
背景知識
入退室管理は物理的セキュリティの基本であり、個人情報保護においても重要な対策です。ICカード、生体認証、暗証番号などの認証手段を用い、入退室記録を適切に保存することで、不正な侵入やインシデント発生時の追跡を可能にします。特にサーバルームや書庫などの重要区域は、アクセス権限を厳格に管理し、入退室のログを定期的に監査することが求められます。来訪者管理も含め、組織全体で物理的セキュリティポリシーを策定し運用することが不可欠です。
学習アドバイス
入退室管理では「最小権限の原則」「記録の保存」「来訪者管理」の3点がポイントです。ICカードや生体認証など認証手段の特徴と、それぞれの長所・短所も併せて覚えておきましょう。
まとめ
- 入退室記録は一定期間保存し、監査やインシデント対応に活用する
- ICカードの貸し借りは厳禁であり、本人認証の原則を守る
- 重要区域への入室権限は最小限の人員に限定する