【問95】個人情報保護士 練習問題|消去の方法
個人情報保護法 問95/170難易度B(標準)
問題文
個人データの消去に関する記述として、誤っているものはどれか。
- 1.消去とは、個人データを個人データとして使えなくすることをいう
- 2.消去の方法として、データの削除のほか、個人を特定できない形に加工する方法も含まれる
- 3.法第22条に基づく消去の方法は法令で具体的に規定されている
- 4.消去とは、保有する個人データの全部又は一部を使えなくする行為をいう
解説
正解
正解は選択肢3です。
各選択肢の解説
選択肢1 → ❌誤り(正しい記述)
消去とは個人データを個人データとして使えなくすることであり、データの完全削除に限らず復元不可能な状態にすることを含みます。
選択肢2 → ❌誤り(正しい記述)
個人データの消去には、データそのものの削除だけでなく、個人を特定できないように加工する方法(匿名加工等)も含まれます。
選択肢3 → ✅正解
法第22条において消去の具体的方法は法令で詳細に規定されていません。事業者がデータの性質や保有形態に応じて適切な方法を選択します。
選択肢4 → ❌誤り(正しい記述)
消去は個人データの全部だけでなく一部を使えなくする行為も含まれます。
背景知識
個人データの「消去」とは、当該個人データを個人データとして使えなくすることをいい、具体的な方法は事業者の判断に委ねられています。例えば、データベースからの削除、記録媒体の物理的破壊、復元不可能な形での上書き、匿名加工情報への変換などが考えられます。法令は消去の具体的方法を定めておらず、事業者がデータの性質・保有形態・リスク等を踏まえて適切な方法を選択します。重要なのは、消去後に個人データとして利用できない状態にすることです。
学習アドバイス
「消去」の意味を正確に理解しましょう。データの完全削除だけでなく、個人データとして使えなくする様々な方法が含まれる点がポイントです。
まとめ
- 消去は個人データとして使えなくすること
- 消去の具体的方法は法令で規定されていない
- データ削除・物理破壊・匿名加工等の方法がある