【問20】個人情報保護士 練習問題|個人情報と個人データの違い
個人情報保護法 問20/170難易度C(難しい)
問題文
個人情報保護法における「個人情報」「個人データ」「保有個人データ」の関係について、正しいものはどれか。
- 1.個人情報、個人データ、保有個人データはすべて同じ概念である。
- 2.個人データは個人情報の一部であり、個人情報データベース等を構成する個人情報を指す。
- 3.保有個人データは個人データより広い概念であり、すべての個人情報を含む。
- 4.個人データは保有個人データの一部であり、最も狭い概念である。
解説
正解
正解は選択肢2です。
各選択肢の解説
選択肢1 → ❌誤り
これら3つは異なる概念であり、個人情報 ⊃ 個人データ ⊃ 保有個人データという包含関係にあります。
選択肢2 → ✅正解
個人データは、個人情報データベース等を構成する個人情報をいいます(法第16条第3項)。つまり、体系的に構成された個人情報が個人データです。
選択肢3 → ❌誤り
保有個人データは個人データの一部(事業者が開示等の権限を有するもの)であり、個人データより狭い概念です。
選択肢4 → ❌誤り
個人データは保有個人データより広い概念です。包含関係が逆です。
背景知識
個人情報保護法では、個人情報→個人データ→保有個人データという3段階の概念構造を採用しています。個人情報は最も広い概念で、生存する個人を識別できるすべての情報です。個人データはそのうち個人情報データベース等を構成するもの、保有個人データはさらにそのうち事業者が開示・訂正・利用停止等の権限を有するものです。令和4年改正により、6か月以内に消去するものも保有個人データに含まれるようになりました。
学習アドバイス
個人情報⊃個人データ⊃保有個人データの包含関係は最頻出事項です。それぞれに適用される義務規定が異なるため、概念の区別は実務的にも極めて重要です。
まとめ
- 個人情報⊃個人データ⊃保有個人データの包含関係
- 個人データはデータベース等を構成する個人情報
- 保有個人データは開示等の権限を有する個人データ