【問8】個人情報保護士 練習問題|法の目的と個人情報の活用
個人情報保護法 問8/170難易度B(標準)
問題文
個人情報保護法第1条が言及する「個人情報の適正かつ効果的な活用」の例として、最も適切なものはどれか。
- 1.本人の同意なく第三者に個人データを販売すること
- 2.新たな産業の創出並びに活力ある経済社会及び豊かな国民生活の実現に資すること
- 3.行政機関が国民を監視するために個人情報を集約すること
- 4.企業が従業員のプライバシーを侵害して業務効率を上げること
解説
正解
正解は選択肢2です。
各選択肢の解説
選択肢1 → ❌誤り
本人の同意なき第三者提供は適正な活用とはいえません。法が求める「適正」の範囲を逸脱しています。
選択肢2 → ✅正解
法第1条は「個人情報の適正かつ効果的な活用が新たな産業の創出並びに活力ある経済社会及び豊かな国民生活の実現に資する」と明記しています。
選択肢3 → ❌誤り
国民監視のための情報集約は法の趣旨に反するものです。
選択肢4 → ❌誤り
プライバシー侵害は適正な活用に該当しません。
背景知識
個人情報保護法は、個人情報の活用によるイノベーションや社会の発展を積極的に認めています。例えば、ビッグデータの分析による新サービスの開発、医療分野における研究目的でのデータ活用、防災分野での情報活用などが想定されています。ただし、あくまで「適正かつ効果的な」活用であることが前提であり、個人の権利利益を不当に侵害する利用は認められません。
学習アドバイス
法第1条の文言を正確に押さえましょう。「新たな産業の創出」「活力ある経済社会」「豊かな国民生活の実現」はセットで出題されることがあります。
まとめ
- 適正な活用は産業創出や豊かな国民生活の実現に資する
- 本人同意なき第三者提供や監視目的は適正な活用ではない
- 「適正かつ効果的な活用」が法の認める範囲