【問90】福祉住環境コーディネーター2級 練習問題|疾患と住環境整備の組み合わせ
疾患・障害別の特性 問30/30難易度C(難しい)
問題文
疾患・障害の特性と住環境整備の対応の組み合わせとして、最も不適切なものはどれか。
- 1.認知症 ― 生活に刺激を与えるため、家具の配置や部屋の使い方を頻繁に大きく変更する。
- 2.パーキンソン病 ― すくみ足への対応として、床に横線などの視覚的な目印を設ける。
- 3.関節リウマチ ― ドアの握り玉をレバーハンドルに交換し、手指の関節への負担を減らす。
- 4.慢性閉塞性肺疾患 ― 在宅酸素療法中は火気を避け、ガスこんろから電磁調理器などへの変更を検討する。
解説
認知症の人は記憶障害や見当識障害のため環境の変化に適応しにくく、なじみのある環境を維持することが住環境整備の基本である。家具の配置や部屋の使い方を頻繁に大きく変更することは混乱や不安を招き、BPSDの誘発にもつながるため、この組み合わせが最も不適切である。パーキンソン病のすくみ足に対して床の横線などの視覚的な目印を設ける対応は、足を踏み出す手がかりとなる適切な組み合わせである。関節リウマチで握り玉をレバーハンドルに交換する対応は、手指の小さな関節への負担を減らす関節保護の原則に沿っており適切である。在宅酸素療法中の慢性閉塞性肺疾患の人について、酸素の引火を防ぐため火気を避けて調理器具の変更を検討する対応も適切な組み合わせである。