【問172】知的財産管理技能検定2級 練習問題|民法との関係(著作権の共有)
関連法規 問5/14難易度B(標準)
問題文
著作権が共有に係る場合(共有著作権)に関する記述として、最も適切なものはどれか。
- 1.各共有者は、他の共有者の同意を得なくても、自己の持分を自由に第三者へ譲渡することができる。
- 2.共有著作権は、共有者全員の合意によらなければ、行使することができない。
- 3.各共有者は、正当な理由の有無にかかわらず、他の共有者による権利の行使への同意を自由に拒むことができる。
- 4.共有著作権の持分は、他の共有者の同意を得なくても、質権の目的とすることができる。
解説
共有著作権は、共有者全員の合意によらなければ行使することができない(著作権法65条2項)。また各共有者は、他の共有者の同意を得なければ持分を譲渡し又は質権の目的とすることができない(同条1項)。さらに各共有者は、正当な理由がない限り同条1項の同意を拒み又は2項の合意の成立を妨げることができない(同条3項)。よって2が適切で、1・3・4はいずれも同条に反する。