【問112】知的財産管理技能検定2級 練習問題|関連意匠
意匠法 問8/20難易度A(易しい)
問題文
甲は、意匠イを本意匠(基礎意匠)とし、これに類似する意匠ロを関連意匠として意匠登録を受けた。関連意匠の意匠権に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
- 1.甲は、基礎意匠イの意匠権のみを第三者に譲渡し、関連意匠ロの意匠権を自ら保有し続けることができる。
- 2.関連意匠ロにのみ類似し基礎意匠イには類似しない意匠については、いかなる場合も関連意匠として登録を受けることができない。
- 3.甲は、基礎意匠イの意匠権にのみ専用実施権を設定し、関連意匠ロの意匠権には専用実施権を設定しないことができる。
- 4.基礎意匠イの意匠権と関連意匠ロの意匠権は、分離して他人に移転することができない。
解説
意匠法22条1項により、基礎意匠及びその関連意匠の意匠権は分離して移転できない(正解。基礎意匠のみの譲渡はできない)。令和元年改正により、関連意匠にのみ類似する意匠も当該関連意匠を本意匠とみなして関連意匠登録を受け得る(10条4項)ため、いかなる場合も登録を受けられないとするのは誤り。基礎意匠及び関連意匠の意匠権に専用実施権を設定するときは、全ての意匠権について同一の者に対し同時に設定しなければならない(27条1項ただし書)。