【問102】知的財産管理技能検定2級 練習問題|防護標章
商標法 問26/28難易度B(標準)
問題文
防護標章登録に基づく権利に関する記述として、最も適切なものはどれか。
- 1.防護標章登録に基づく権利の存続期間は設定の登録の日から10年であり、更新登録の出願により更新することができる。
- 2.防護標章登録に基づく権利は、一度登録されれば存続期間の定めがなく、更新の手続は不要である。
- 3.防護標章は、指定商品について継続して3年以上使用されていないときは、不使用取消審判により取り消される。
- 4.防護標章登録に基づく権利は、元となる登録商標に係る商標権とは無関係に、独立して移転・存続する。
解説
防護標章登録に基づく権利の存続期間は設定の登録の日から10年であり(商標法65条の2)、更新登録の出願により更新できる(65条の2、65条の3)。よって1が正しい。なお防護標章の更新は、著名性等の要件を審査する『更新登録の出願』であり、通常の商標の『更新登録の申請』とは異なる。2は10年の存続期間と更新手続がある点で誤り。3は防護標章はもともと使用しない標章を保護する制度であり、不使用取消審判(50条)の対象ではないため誤り。4は防護標章登録に基づく権利は本体の商標権に附従する権利であり、商標権と切り離して独立に移転・存続することはできない(66条参照)ため誤り。