【問71】知的財産管理技能検定2級 練習問題|利用許諾
著作権法 問31/36難易度B(標準)
問題文
著作物の利用許諾(ライセンス)に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
- 1.利用の許諾を受けた者は、著作権者の承諾を得なくても、その利用する権利を自由に第三者へ譲渡することができる。
- 2.著作物の利用の許諾を受けた者は、その許諾に係る利用方法及び条件の範囲内において、その著作物を利用することができる。
- 3.著作権者は、同一の著作物について複数の者に対し重ねて利用を許諾することはできない。
- 4.利用の許諾を受けた著作物の著作権が第三者に譲渡された場合、利用権者はその新たな著作権者に対して自らの利用権を対抗することができない。
解説
著作権法63条2項により、許諾を受けた者は、その許諾に係る利用方法及び条件の範囲内において著作物を利用できる(選択肢2が正しい)。利用権は著作権者の承諾を得ない限り譲渡することができない(63条3項。選択肢1は誤り)。利用許諾は非独占的にも行い得るため、同一著作物について複数人への重複した許諾も可能である(選択肢3は誤り)。令和2年改正で新設された63条の2により、利用権は当該著作物の著作権を取得した者その他の第三者に対抗することができる(選択肢4は誤り)。