【問70】知的財産管理技能検定2級 練習問題|著作権の譲渡
著作権法 問30/36難易度B(標準)
問題文
著作権の譲渡に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
- 1.著作権は財産権であるため、その一部のみを譲渡することはできず、常に全部を一括して譲渡しなければならない。
- 2.著作者人格権も著作権の一部であるから、著作権を譲渡すれば著作者人格権も当然に譲受人へ移転する。
- 3.著作権を譲渡した場合、その譲渡は登録をしなくても常に第三者に対抗することができる。
- 4.著作権を譲渡する契約において、翻案権等(27条)や二次的著作物の利用に関する原著作者の権利(28条)が譲渡の目的として特掲されていないときは、これらの権利は譲渡した者に留保されたものと推定される。
解説
著作権法61条2項により、譲渡契約において27条(翻案権等)及び28条(二次的著作物の利用に関する原著作者の権利)が譲渡の目的として特掲されていないときは、これらの権利は譲渡した者に留保されたものと推定される(選択肢4が正しい)。著作権はその全部又は一部を譲渡できる(61条1項。選択肢1は誤り)。著作者人格権は一身専属で譲渡できず、著作権を譲渡しても移転しない(59条。選択肢2は誤り)。著作権の移転は登録が第三者対抗要件である(77条1号。選択肢3は誤り)。