【問48】知的財産管理技能検定2級 練習問題|映画の著作物
著作権法 問8/36難易度B(標準)
問題文
映画の著作物の著作者に関する説明として最も適切なものはどれか。
- 1.映画の中で複製・翻案された原作小説の著作者も、当然に映画の著作物の著作者に含まれる
- 2.映画に出演した俳優は、その演技をもって映画の著作物の著作者となる
- 3.映画製作のために資金を提供した映画製作者が、常に映画の著作物の著作者となる
- 4.制作、監督、演出、撮影、美術等を担当して映画の著作物の全体的形成に創作的に寄与した者が、原則として映画の著作物の著作者となる
解説
映画の著作物の著作者は、制作・監督・演出・撮影・美術等を担当して映画の著作物の全体的形成に創作的に寄与した者である(著作権法16条本文)。映画中に複製・翻案された原作小説の著作者は同条括弧書で除かれ、別個の著作物の著作者にとどまる。出演俳優は実演家(著作隣接権者)であって著作者ではなく、資金を出した映画製作者も著作者ではない(著作権が29条により帰属するにとどまる)。