【問287】個人情報保護士 練習問題|プロキシサーバ
情報セキュリティ 問107/120難易度A(易しい)
問題文
プロキシサーバのセキュリティ上の機能に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
- 1.プロキシサーバは内部ネットワークのクライアントに代わってインターネットに接続し、内部IPアドレスを外部から隠蔽する
- 2.プロキシサーバではアクセスログを記録し、不正利用の監視や事後調査に活用できる
- 3.プロキシサーバを経由することで、有害サイトへのアクセスを制限(URLフィルタリング)できる
- 4.プロキシサーバはネットワーク層で動作するため、HTTP通信の内容を検査することはできない
解説
正解
正解は選択肢4です。
各選択肢の解説
選択肢1 → ❌誤り(適切な記述)
プロキシサーバは内部クライアントの代理としてインターネットに接続するため、外部からは内部のIPアドレスが見えず、セキュリティが向上します。
選択肢2 → ❌誤り(適切な記述)
プロキシサーバはアクセスログを詳細に記録できるため、誰がいつどのサイトにアクセスしたかを追跡可能です。内部不正の監視にも活用されます。
選択肢3 → ❌誤り(適切な記述)
URLフィルタリング機能により、業務に不適切なサイトやマルウェア配布サイトへのアクセスを制限できます。情報漏えい防止にも有効です。
選択肢4 → ✅正解(不適切な記述)
プロキシサーバはアプリケーション層で動作し、HTTP/HTTPS通信の内容を検査できます。ネットワーク層で動作するのはルータやパケットフィルタリング型ファイアウォールです。
背景知識
プロキシサーバは、フォワードプロキシとリバースプロキシに大別されます。フォワードプロキシは内部から外部への通信を中継し、URLフィルタリングやキャッシュ機能を提供します。リバースプロキシは外部から内部への通信を中継し、負荷分散やSSL終端などの機能を持ちます。個人情報を取り扱う組織では、フォワードプロキシによるWebアクセスの管理と監視が、情報漏えい防止や内部不正の抑止に役立ちます。
学習アドバイス
プロキシサーバがアプリケーション層で動作する点と、主な3つの機能(IPアドレスの隠蔽、ログの記録、URLフィルタリング)を覚えましょう。フォワードプロキシとリバースプロキシの違いも整理しておきましょう。
まとめ
- プロキシサーバはアプリケーション層で動作しHTTP通信を検査可能
- IPアドレスの隠蔽、ログ記録、URLフィルタリングが主な機能
- 個人情報保護の観点からWebアクセスの管理と監視に活用される