【問227】個人情報保護士 練習問題|守秘義務契約の内容
情報セキュリティ 問47/120難易度B(標準)
問題文
秘密保持契約(NDA)に含めるべき事項として、最も不適切なものはどれか。
- 1.秘密情報の定義と範囲
- 2.秘密保持義務の有効期間
- 3.契約違反時の損害賠償に関する条項
- 4.従業員の給与や賞与の支給額
解説
正解
正解は選択肢4です。
各選択肢の解説
選択肢1 → ❌誤り(含めるべき事項)
秘密情報の定義と範囲を明確にすることは、NDAの最も基本的な事項です。
選択肢2 → ❌誤り(含めるべき事項)
義務の有効期間を定めることで、退職後や契約終了後の義務の範囲が明確になります。
選択肢3 → ❌誤り(含めるべき事項)
違反時の損害賠償条項は、契約の実効性を確保するために重要です。
選択肢4 → ✅正解(含めるべきでない事項)
給与や賞与の支給額は雇用契約や就業規則で定めるものであり、秘密保持契約に含める事項ではありません。
背景知識
秘密保持契約(NDA: Non-Disclosure Agreement)は、個人情報や営業秘密の漏えいを防止するための重要な法的手段です。NDAに含めるべき主な事項は、秘密情報の定義・範囲、秘密保持義務の内容、義務の有効期間、情報の返還・廃棄義務、違反時の損害賠償、差止請求に関する条項などです。NDAは雇用契約とは別の契約であり、給与・賞与等の労働条件に関する事項は含めません。実効性のあるNDAを締結することが、人的安全管理措置の基盤となります。
学習アドバイス
NDAに含めるべき主要な条項(定義、期間、違反時の措置、返還義務等)を覚えましょう。NDAと雇用契約の違いを理解し、それぞれの役割を区別できるようにしましょう。
まとめ
- NDAには秘密情報の定義・範囲を明確に記載する
- 義務の有効期間と違反時の措置も重要な条項
- 給与等の労働条件はNDAの対象外