【問226】個人情報保護士 練習問題|従業者の監督
情報セキュリティ 問46/120難易度B(標準)
問題文
個人情報保護法における「従業者の監督」に関する記述として、最も適切なものはどれか。
- 1.従業者の監督義務は、個人情報取扱事業者に課せられた法的義務である
- 2.従業者の監督は管理職に対してのみ行えばよい
- 3.従業者が個人情報を漏えいしても、事業者が監督義務を果たしていれば事業者の責任は問われない
- 4.従業者の監督は採用時の審査のみで十分である
解説
正解
正解は選択肢1です。
各選択肢の解説
選択肢1 → ✅正解
個人情報保護法第24条では、個人情報取扱事業者は従業者に個人データを取り扱わせるにあたり、安全管理が図られるよう当該従業者に対する必要かつ適切な監督を行わなければならないと定めています。
選択肢2 → ❌誤り
監督は管理職だけでなく、個人データを取り扱うすべての従業者に対して行う必要があります。
選択肢3 → ❌誤り
監督義務を果たしていても、漏えいが発生した場合には事業者の責任が完全に免除されるわけではありません。損害賠償責任等を負う可能性があります。
選択肢4 → ❌誤り
採用時の審査だけでなく、在職中の継続的な教育・監督が必要です。
背景知識
個人情報保護法は、個人情報取扱事業者に対し、従業者の監督義務を課しています。この義務の内容として、ガイドラインでは、従業者に対する個人情報保護に関する教育の実施、個人データの取扱いに関する明確な規程の整備と周知、取扱い状況の適切な把握等が挙げられています。監督義務は採用時だけでなく在職中を通じて継続的に果たすべきものであり、すべての従業者を対象とします。
学習アドバイス
個人情報保護法第24条(従業者の監督)の内容を理解し、監督義務の範囲と具体的な措置を押さえましょう。「法的義務」であることが重要なポイントです。
まとめ
- 従業者の監督は個人情報保護法上の法的義務
- すべての従業者が監督の対象
- 採用時だけでなく在職中の継続的な監督が必要