【問182】知的財産管理技能検定2級 練習問題|ライセンス契約
知財実務 問1/19難易度B(標準)
問題文
特許の専用実施権に関する記述として、最も適切なものはどれか。
- 1.専用実施権を設定した特許権者は、その設定した範囲内でも自ら特許発明を実施することができる。
- 2.専用実施権者は、特許権者の承諾を得なくても、第三者に通常実施権を許諾することができる。
- 3.専用実施権は、設定行為で定めた範囲内であっても、登録しなければその効力を生じない。
- 4.専用実施権者は、自己の名において侵害者に対する差止請求をすることができない。
解説
専用実施権の設定は登録が効力発生要件です(特許法98条1項2号)。よって3が正しい。1について、専用実施権を設定した範囲では特許権者自身も実施できません(同68条ただし書)。2について、専用実施権者が他人に通常実施権を許諾するには特許権者の承諾が必要です(同77条4項)。4について、専用実施権者は自己の名で差止請求ができます(同100条1項)。