【問168】知的財産管理技能検定2級 練習問題|独占禁止法と知的財産権(適用除外)
関連法規 問1/14難易度B(標準)
問題文
独占禁止法と知的財産権の関係に関する記述として、最も適切なものはどれか。
- 1.知的財産権に関するライセンス契約であれば、どのような制限を課しても、独占禁止法上問題となることはない。
- 2.特許権等の権利の行使と認められる行為であっても、独占禁止法の規定は常に優先して適用される。
- 3.権利の行使と認められる行為には独占禁止法は適用されないが、外形上は権利の行使とみえても、知的財産制度の趣旨を逸脱し又はその目的に反する行為には、独占禁止法が適用される。
- 4.契約当事者間に合意がある限り、ライセンス契約の内容が独占禁止法違反と評価されることはない。
解説
独占禁止法21条は、特許法・実用新案法・意匠法・商標法・著作権法による権利の行使と認められる行為には同法を適用しないと定める。もっとも公正取引委員会「知的財産の利用に関する独占禁止法上の指針」によれば、外形上は権利行使にみえても知的財産制度の趣旨を逸脱し又はその目的に反する行為は権利の行使とは認められず独占禁止法が適用される。よって3が適切。合意やライセンスであれば無制限に許されるとする1・4、適用除外を無視する2は誤り。