【問155】知的財産管理技能検定2級 練習問題|国際条約(横断)
国際条約 問15/15難易度A(易しい)
問題文
企業の知財担当者が外国で権利を取得・保護する方法を検討している。各条約・制度に関する説明として、最も適切なものはどれか。
- 1.特許について複数国での取得を目指す場合、PCTを利用して一つの国際出願を行い、その後所定期間内に各指定国へ国内移行する方法がある。
- 2.商標について複数国での保護を目指す場合、ベルヌ条約に基づく国際登録出願を利用する方法がある。
- 3.意匠について複数国での保護を目指す場合、マドリッド協定議定書に基づく国際登録出願を利用する方法がある。
- 4.著作権について外国で保護を受けるには、パリ条約に基づき保護を求める各国で登録を受ける必要がある。
解説
PCTは特許(実用新案)について一つの国際出願で複数国を対象にでき、その後各指定国へ国内移行する制度であるから1が正しい。ベルヌ条約は著作権に関する条約で商標の国際登録制度ではなく(商標はマドリッド協定議定書)2は誤り。意匠の国際登録はハーグ協定であり、マドリッド協定議定書は商標を対象とするため3は誤り。著作権はベルヌ条約の無方式主義により登録なしに保護され、パリ条約は工業所有権に関する条約であるため4も誤り。