【問124】知的財産管理技能検定2級 練習問題|先願
意匠法 問20/20難易度B(標準)
問題文
意匠登録出願の先願(意匠法9条)に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
- 1.意匠の先願の規定は同一の意匠についてのみ適用され、これに類似する意匠が異なった日に出願された場合には適用されない。
- 2.同一又は類似の意匠について同日に二以上の出願があったときは、特許庁長官がくじにより定めた一の出願人が意匠登録を受ける。
- 3.拒絶をすべき旨の査定が確定し又は放棄により消滅した出願であっても、その出願は後の出願を排除する先願の地位を有し続ける。
- 4.同一又は類似の意匠について異なった日に二以上の意匠登録出願があったときは、最先の出願人のみが意匠登録を受けることができる。
解説
意匠法9条1項は、同一又は類似の意匠について異なった日に二以上の出願があったときは、最先の出願人のみが登録を受けられるとする(正解)。意匠の先願は特許(同一発明のみ)と異なり「同一又は類似」の意匠に及ぶ。同日出願の場合は出願人の協議により定めた一人が登録を受け、協議不成立のときはいずれも受けられず、くじによらない(9条2項)。拒絶査定の確定・放棄等により消滅した出願は、原則として初めからなかったものとみなされ先願の地位を有しない(9条3項)。