【問56】知的財産管理技能検定2級 練習問題|著作財産権(頒布権)
著作権法 問16/36難易度A(易しい)
問題文
映画の著作物に関する「頒布権」についての説明として最も適切なものはどれか。
- 1.頒布権は、映画に限らずすべての種類の著作物について認められる基本的な権利である
- 2.頒布権は、映画の著作物の複製物を「販売(譲渡)」する場合には及ぶが、「貸与」する場合には及ばない
- 3.頒布権は、映画以外の一般の著作物についてのみ認められ、映画の著作物には認められない
- 4.著作者は映画の著作物をその複製物により頒布する権利を専有し、ここでいう頒布には譲渡のほか貸与も含まれる
解説
頒布権は、映画の著作物をその複製物により頒布する権利である(著作権法26条1項)。『頒布』には、有償・無償を問わず複製物を公衆に譲渡し、又は貸与することが含まれる(2条1項19号)。頒布権は映画の著作物に特有の権利であり、一般の著作物には譲渡権(26条の2)・貸与権(26条の3)が及ぶ。販売のみで貸与に及ばないとするのも、映画に認められないとするのも誤り。