【問259】個人情報保護士 練習問題|FAX受信時の管理
情報セキュリティ 問79/120難易度C(難しい)
問題文
FAXで個人情報を含む文書を受信する場合の管理として、最も適切なものはどれか。
- 1.FAX受信機はオフィス内のどこに設置しても問題ない
- 2.受信したFAX文書は誰でも自由に取り出せるようにしておくべきである
- 3.個人情報を含むFAXの受信が予想される場合は、受信機の設置場所を限定し、受信後速やかに担当者が回収する
- 4.FAXの受信トレイに溜まった文書は週に一度まとめて回収すれば十分である
解説
正解
正解は選択肢3です。
各選択肢の解説
選択肢1 → ❌誤り
FAX受信機の設置場所は、セキュリティの観点から重要です。来訪者の目に触れやすい場所や不特定多数が通る場所は避け、関係者のみがアクセスできる場所に設置すべきです。
選択肢2 → ❌誤り
受信したFAX文書に個人情報が含まれている場合、不特定の人が取り出せる状態は情報漏えいのリスクとなります。担当者のみが受信文書を取り扱えるようにすべきです。
選択肢3 → ✅正解
個人情報を含むFAXの受信対策として、受信機を関係者のみがアクセスできる場所に設置し、受信後は速やかに担当者が回収することで、第三者の目に触れるリスクを最小化できます。
選択肢4 → ❌誤り
FAX受信文書の長期間の放置は情報漏えいリスクを高めます。個人情報を含む可能性がある場合は、受信後速やかに回収すべきです。
背景知識
FAXは送信時の誤送信リスクだけでなく、受信時にも情報漏えいのリスクがあります。受信トレイに出力された文書が放置されると、通りかかった人に内容を見られたり、持ち去られたりする可能性があります。対策としては、受信機の設置場所の限定、受信通知機能の活用、速やかな回収体制の整備、ボックス受信機能(メモリに保存し認証後に出力する機能)の利用などが挙げられます。近年のFAX複合機にはボックス受信や受信文書のメール転送機能があり、これらを活用することでセキュリティを向上できます。
学習アドバイス
FAXセキュリティは送信時と受信時の両面から考える必要があります。受信時の対策(設置場所、速やかな回収、ボックス受信)は見落としがちなポイントですので、しっかり押さえておきましょう。
まとめ
- FAX受信機は関係者のみがアクセスできる場所に設置する
- 受信文書は速やかに担当者が回収する
- ボックス受信機能の活用で受信時のセキュリティを向上できる