【問233】個人情報保護士 練習問題|派遣社員の個人情報管理
情報セキュリティ 問53/120難易度A(易しい)
問題文
派遣社員が個人情報を取り扱う業務に従事する場合の管理について、最も適切なものはどれか。
- 1.派遣社員に対する個人情報保護教育は派遣元のみが実施すれば足りる
- 2.派遣先は派遣社員に対しても自社の個人情報保護規程を遵守させ、必要な教育を行う
- 3.派遣社員は一時的な従業者であるため、秘密保持契約の締結は不要である
- 4.派遣社員のアクセス権限は正社員と同一にして業務効率を優先する
解説
正解
正解は選択肢2です。
各選択肢の解説
選択肢1 → ❌誤り
派遣元だけでなく、派遣先も自社の個人情報保護規程やシステムの取扱い手順について教育を行う必要があります。
選択肢2 → ✅正解
派遣先は、派遣社員に対しても自社の個人情報保護規程を遵守させ、業務に必要な教育・研修を実施する義務があります。
選択肢3 → ❌誤り
派遣社員であっても秘密保持契約の締結は必要です。派遣元との契約に加え、必要に応じて派遣先との間でも秘密保持に関する取り決めを行います。
選択肢4 → ❌誤り
派遣社員のアクセス権限は、最小権限の原則に基づき業務に必要な範囲に限定すべきです。正社員と同一にする必要はありません。
背景知識
派遣社員は派遣先の指揮命令のもとで業務を行うため、個人情報保護の観点では派遣先が直接的な管理責任を負います。派遣先は派遣社員に対して自社の個人情報保護規程の遵守を求め、業務開始前に必要な教育を実施する必要があります。また、アクセス権限は最小権限の原則に基づいて設定し、派遣期間終了時にはアカウントの無効化や貸与品の回収を確実に行います。派遣元と派遣先の双方が連携して派遣社員の管理を行うことが重要です。
学習アドバイス
派遣社員の管理では、派遣元と派遣先それぞれの責任範囲を理解しましょう。派遣先が個人情報の取扱いに関する直接的な管理責任を負う点が重要です。
まとめ
- 派遣先は派遣社員に自社規程の遵守と教育を実施
- 秘密保持契約の締結は雇用形態にかかわらず必要
- アクセス権限は最小権限の原則で設定する