【問1】個人情報保護士 練習問題|個人情報保護法の目的
個人情報保護法 問1/170難易度A(易しい)
問題文
個人情報保護法(法第1条)が定める法律の目的として、最も適切なものはどれか。
- 1.個人情報の有用性に配慮しつつ、個人の権利利益を保護することを目的とする。
- 2.個人情報の収集を全面的に禁止し、プライバシーの絶対的保護を目的とする。
- 3.企業活動における情報利用を最大化し、経済発展を促進することを目的とする。
- 4.国家機関による個人情報の管理を強化し、治安維持を目的とする。
解説
正解
正解は選択肢1です。
各選択肢の解説
選択肢1 → ✅正解
個人情報保護法第1条は、「個人情報の有用性に配慮しつつ、個人の権利利益を保護すること」を目的として定めています。情報の利活用と個人の保護のバランスが重要なポイントです。
選択肢2 → ❌誤り
個人情報保護法は個人情報の収集を「全面的に禁止」するものではありません。適切なルールの下での利活用を認めています。
選択肢3 → ❌誤り
経済発展の促進は法の直接的な目的ではありません。あくまで個人の権利利益の保護が中心です。
選択肢4 → ❌誤り
治安維持は個人情報保護法の目的ではありません。個人の権利利益の保護を目的としています。
背景知識
個人情報保護法第1条は、デジタル社会の進展に伴い個人情報の利用が著しく拡大していることを踏まえ、個人情報の適正かつ効果的な活用が新たな産業の創出等に資するものであることを前提としつつ、個人の権利利益を保護することを目的としています。この「有用性への配慮」と「権利利益の保護」の両立が、法の根本的な考え方です。令和4年改正でもこの基本的目的は維持されています。
学習アドバイス
法第1条の目的規定は試験頻出です。「有用性に配慮しつつ」「個人の権利利益を保護」という2つのキーワードをセットで覚えましょう。全面禁止ではなくバランスが重要です。
まとめ
- 個人情報保護法は情報の有用性と個人の権利利益の保護のバランスを目指す
- 個人情報の収集を全面禁止する法律ではない
- 法第1条の目的規定は試験の最重要ポイント